2013年9月23日月曜日

9月は、東京から植松さんに来ていただいて、テゼの祈りを行いました。テゼの祈りが始まると、千々に乱れていた心が静まり、静まった心の水面から、そのそこにあるいざないを感じとることができます。集まって、歌ってくださった方々のおかげで、今回も深い静寂を味わい、共に祈ることができました。
今回は特に、混乱を極めるシリアの人々のために祈りました。祈りの中で、植松さんからラルシュ(知的ハンディを持つ仲間のためのコミュニテ)での話が語られました。そこでは、キリスト者であってもなくても、洗足式に招かれて、希望すれば足を洗い合うことができるそうです。多くの人が、そこで自ら他者の足を洗い、自分の足を洗ってもらいました。平和の一番の原点が、そこにあります。詩編から歌詞をとった「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」というテゼの歌を思い出します。

シリアでの平和が一日でも早く回復することを祈ります。また、自分の周りが、「私」を通って噴出する聖霊の働きによって、平和で満たされることを祈ります。