2017年9月10日日曜日

テゼの祈り

8月の例会は「テゼの祈り」をしました。今回は藤田ご夫妻のハープとギターでの祈りでした。心静かに深い祈りができました。最後に歌った「神へのいけにえは砕かれたその魂、砕かれた悔いた心を主は喜ばれる。」が、何日たってもふとした時に浮かんで、つい口ずさんでいます。「砕かれた悔いた心」は、「私は土くれであり、ごみのような存在であることを素直に認め、無条件に憐れみを乞う心」の気がします。だから私のことは私でなく主が決めてくださいます。本当にそう思えた時、あれほど神さまから隠したかった自分も、両手に乗せて素直に差し出せます。怒りとうぬぼれと欲望に任せて、様々に分裂していた自分がいました。お互いにお互いの存在を理解しません。それは、状況に引きずられて生起した反応でしかないからです。「テゼの祈り」で繰り返し歌っていると、たくさんの自分が手を繋いで溶け合って一つになってくる気がします。平安を感じると同時に、自分の中で何か大きな目が開くような気がします。まばたきもせず、主を見つめます。主は見つめ返してくださいます。