2014年9月15日月曜日

9月の例会は、テゼの祈りに替えました。テゼの祈りをするたびに、心の捻れがもどり多少なりとも素直に神様に向き合える気がします。祈りは思弁に勝ります。今回特に心に残った歌はこの歌です。
God is forgiveness. Dare to forgive and God will be with you. God is forgiveness. Love and do not fear.
(神はゆるし。あえてゆるしなさい。神はともにおられる。神はゆるし。愛しなさい。おそれずに。)
「ゆるせない!」と思う時、心は怒りと憎しみであふれています。怒りと憎しみを握りしめていると、自分が破壊されます。ゆるせないものを「あえて」赦そうとする時、見えている景色が変わり新しい場所にいます。「赦す」は「緩む」ことです。力みを捨て、新しい場所が立ち現れる奇跡は、自分のかすかな努力に神様が手を添えて導いてくれるからだと感じます。怒りの背後には、怖れがあり、怖がる気持ちは、自分の小ささをごまかそうとします。
「イエスはわたしとともに わたしの弱さのうちに イエスはわたしとともに わたしの闇のうちに」

自分の弱さと闇の深さを認め、そこから顔を上げることからはじめてみませんか。