2016年12月2日金曜日

テゼの祈り

11月は、テゼの祈りをしました。「一致」というテーマで植松さんからお話を聞き、たくさんの歌を繰り返し歌いました。少々体が弱っていたせいでしょうか。涙が出て止まりませんでした。私事になりますが、50才を越えると、若い頃はばかにしていた単純なことに喜びを感じるようになります。今日、元気で過ごせたこと、周りの人の笑顔が見られたこと、空が青かったこと、祈ることができたこと…。
私の中の様々な分裂が、溶け合って「一つ」になりますように。私を含めた憎みあい、反目しあう人々が、互いの顔を見て笑いあえるようになりますように。分裂や憎しみを越えて、その外側に目をやると、平凡ですが穏やかな風景が見えます。その時「人の思いをはるかに越える神の愛」を感じます。いただいた温かさを、単純にただ周りの人に返していけばよいのだと、ふと思います。まるで鏡のように。ちりあくたに過ぎないわたしであります。でも、時にちりあくたにすぎないわたしの手と、キリストの手が重なり合う時が確かにある。「キリストの平和が わたしたちの心の隅々にまで ゆきわたりますように。」

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