2017年6月12日月曜日

マタイ福音書 8章

マタイ福音書の8章です。ここでイエスは多くの病人を癒やします。らい病を患う人を癒やし、異邦人である百人隊長のしもべを癒やします。大勢の悪霊に取り憑かれた者から、その悪霊を追い出します。イエスは、頼ってくる者の苦しみをことごとく取り除いて進んでいきます。以前は、癒やしの奇跡物語に触れる度に、信じることができない違和感を感じていました。しかし、最近は違います。病人たちは、自分一人では背負いきれない苦しみを、イエスを信じて差し出します。それはもう、ほかにどうしょうもなく、ただただイエスを信じて、「救ってください。」と言って自分のすべてを、包み隠さずイエスの前に、投げ出しています。それは、決してよい姿ではなく、自分のいやらしさも汚さも小ささも、すべてそのまま差し出す姿です。イエスは、病人たちを癒やす時「あなたの信仰があなたを救った。」と言います。癒やされた人たちは、きっと喜びに満ちあふれ、感謝とイエスへの愛を持って、その後に従うでしょう。もしかすると救われるために「苦しみ」は必要なのかもしれません。
「あなたが信じた通りになるように。」

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