2007年7月16日月曜日

(二月)

先月は、私が風邪でいずみとぶどうの会に出席できませんでした。一人で聖書を読んでも、いつも会で感じるようなひらめきや啓かれた感じがありません。他の人と一緒に読むことがどんなに力になっているかをあらためて感じます。人の意見や自然など外側から来るものは、自分と異質な塊として入ってきます。それに触発されて自分の中から思いもよらない思いや感想が出てくるときがあります。音の共鳴に似ているかもしれません。自分の思いをぎゅっと握っていると外からの音に自分が響かなくなります。反対に自分へのこだわりが少ないと他者からの発信に自分が心地よく響くのを感じます。その響きあいの背後にはいつも無音のここちよい響き、神の響きがあることに気づきます。ある時は小さく、ある時は轟音として鳴り響いているその響きにいつも耳をすましていたいと思います。

0 件のコメント: